2025年09月05日

■第18週(4月28日(月)~5月4日(日))

29日(火)は「昭和の日」。昭和百年における「昭和の日」だが、本当に昭和百年目と呼べるのは今年の1226日からだ。

朝から好天気で絶好の野球日和だったが、足の肉離れの後遺症が続いているため故障者リスト入りの真っ最中である。

いよいよ新緑の5月がやってきた。今週で最も心が踊ったのが、憲法記念日(5月3日)の朝日新聞の朝刊に掲載されていた「個人主義」のことがまとめられていた「天声人語」である。

個人主義の意味が正しく書かれている文章に初めて出会った気がしたからだ。簡単に言うと、個人は「インディビジュアル」を訳した言葉で、ラテン語で「分割不能な」という意味を持つ。

つまり個人とは、分けることのできない独立した存在であるということだ。個人の概念から生まれた「個人主義」は「自分勝手という意味ではなく国家とも対立しない」と講演したのは夏目漱石である。

漱石は、1914年に学習院大学で「私の個人主義」と題した講演をしているが、この講演をまとめた文庫本を読んだのは、確か30代の後半だったと思う。35年ほど前のことだ。憲法13条と24条2項に、「個人の概念」が明記されているのはそういうことかと感心した記憶がある。

「自分の自由を尊重するとともに他者の自由も尊重して認める」という考え方こそが個人主義なのである。これを知って以来、憲法条文では憲法原理を根底で支えている「すべて国民は個人として尊重される」という13条に敬意を払うようになった。

5月4日は、野茂英雄氏がメジャーリーグに挑戦して登板7試合目に初勝利した日(1995)である。30年後の5月4日は同じドジャースに入団した山本由伸投手が3勝目を挙げた。前日の5月3日には、ドジャースの佐々木朗希投手がブレーブス戦に先発して初勝利をあげている。これも7試合目だ。不思議なことである。

1月に埼玉県八潮市の県道が陥没してトラックが転落する事故があったが、5月2日にようやく70代の男性運転手の遺体が発見されたというニュースが流れた。なんと4ヶ月以上経過している。

このやるせない事実はどう受け止めればよいのだろうか。第三者がそう思うのだから、本人はもちろん、家族にとってはとてもやりきれたものではないだろう。

今週は黄金週間。暖かい春の陽気が続いていたが、一日中顧客先企業に出かけていたのが5月1日(木)と2日(金)だけである。その他の日は来客4社や2社分のコンサルティングレポートの執筆。さらには、5月3日(土)は一日中自宅で『改訂版 資金調達大全』の2章から4章までの原稿校正などに時間をかける。野球やソフトができないため、逆に、原稿が一気に捗った。

ゴールデンウィークなのにどこにも出かけなかったが、4日(日)は、中野芸術文化センターで行われた講談の神田香織一門会に出かける。半年に1回開催されているが、織音師匠は毎回レベルアップされているように感じる。また、トリを務められた香織師匠は、今回は社会派の再審事件を取り上げられていた。一門の皆さんの元気を注入していただいた気がした。




(12:50)