2025年07月08日
2025年は令和7年であるが、おそらく昭和100年と言われる方が多くなるだろう。現在の日本を構築してきた昭和という時代が100年という一つの区切りを迎える年になるからだ。
さらに、戦後80年にもあたる。戦争のない時代が80年続いてきたということである。昨年後半からは1995年の話題も多くなってきた。テレビドラマにも「1995年」というタイトルが誕生している。95年現象の時代から30年目に当たるのが2025年だからだろう。
1995年は「95年現象」というテーマで、97年頃から幾つかの連載原稿を執筆してきた。30年を経過することでようやく日本社会が気付きだしたのかもしれない。
95年はリスクマネジメント元年、ボランティア元年、インターネット元年、人口減少元年(生産年齢人口のピークアウト)など、〇〇元年とも呼ばれている。95年に起こった様々な事件や大災害、あるいは、政治、経済、金融、環境、スポーツ、技術などの出来事がその後の30年に大きな影響を及ぼしているため、元年と呼ばれているのだ。
ちなみに、1925年を昭和元年として数えると100年目になるのだが、昭和元年は12月26日~31日までの6日間しかない。つまり、100年前の1925年は12月25日までは大正であって、大正
天皇が崩御されたことで昭和天皇になったのが翌日の12月26日からなのだ。簡単に言うと、1週間だけが昭和元年だったのである。
この「昭和」という元号は、「百姓昭明(ひゃくしょうしょうめい)、協和万邦(きょうわばんぽう)」から採用されているが、本来予定されていたのは「光文」だったらしい。ところが、当時の東京日日新聞がスクープで号外を出したので、二番手候補だった「昭和」が採用されている。元号なんてこんなものなのだ。
1925年は、1月1日に山手線の環状運転が開始されている。つまり、山手線が一周になった年だ。また、NHKでラジオ放送も開始している。NHKが百年目と騒いでいる理由でもある。
3月2日に男子だけの普通選挙法が成立したり、9月20日には東京六大学リーグ戦が開始されている。したがって、これらも全て今年が百年ということになる(全て昭和元年ではなく大正14年だが)。
よく考えると、満25歳以上の男性だけに選挙権を認めたのを「普通選挙法」交付だと言っていることを、当時はおかしいと思う日本人はいなかったのだろうか。
普通選挙は、それまでの一定の納税額を支払っている者だけが選挙権を持つ「制限選挙」に対するものである。女性に認めていないならば男性普通選挙のはずである。
したがって、実際に女性も選挙権を得た1945年が本来の「普通選挙法」となるはずだ。つまり、男性普通選挙法成立百年目だが、普通選挙法成立からは今年は80年目ということになる。戦後80年は民主主義成立80年とも言えるだろう。
『塩見流 仕事術10』をこの「2025年の週刊業務日報」に決めたのは、やはり昭和100年、戦後80年、95年現象から30年という一つの時代の節目の年に、世の中ではどのような社会現象が生じるのか、どんな生き方で仕事に立ち向かっているのか。どんな日常になるのか、どんな結果が生まれようとしているのか、などについて、自分自身が興味を持ったからである。
さらにダンパートナーズを創設して2026年は50年目となる。26歳で仕事を始めて半世紀が経過するのだ。これは自分でも驚く以外にない。
また、今でも現役で野球や自転車というアウトドアスポーツを継続できている。日本野球連盟の古希野球大会では75歳以上のG古希東京選抜メンバーにも選出され、関東大会などで一番
中堅手としてレギュラー出場させていただいている。今年もこうした趣味の分野でもどのくらい動けるのだろうかと自分自身が興味を持っている。
そこで、2025年バージョンの『塩見流 仕事術』を週刊業務日報にまとめることとした。東京に上京して50年を経過した2022年バージョン(『塩見流 仕事術7』)に次いで2回目になる。今回もまずはダンのホームページに3ヶ月遅れくらいで発表していくこととする。気軽に読んでいただき、感想などを頂けると幸いである。
2025年(令和7年)1月1日
塩見 哲