2022年09月08日

◆第35週(8月29(月)~9月4日(日)

 

今週は出張週間。前半は京都、後半は北軽井沢である。
 京都は定期的なお客様企業への訪問と京都老舗体感ゼミナール®開催にあたっての訪問先企業との打ち合わせだ。
 今年の老舗ゼミは、1泊2日で7社の訪問日程を組んでいる。毎回、訪問前までには1社平均3回は老舗代表者ら幹部とミーティングの場を持つことを決めている。ゼミの参加者に期待されている以上の価値を提供したいからだ。
 今回は、宿泊予定の京都三大老舗旅館S屋、油取り紙で有名なY社、京都の女性で知らない人はいないと言われるA病院などを訪問。特にS屋の女将とは、コロナ禍におけるお茶体験と部屋割りの工夫、Y社のK社長とは具体的な講座の進め方と会場セッティング、A病院のH理事長とは映像などの活用や講座会場、さらには、併設保育園の見学などについて各々2時間ほど打ち合わせを行った。いずれも、参加者が感激、驚嘆されるような物語を話していただけそうである。
 今回はコロナ禍ということもあり、会場設営にはそれなりの苦労がある。よく言われるように、準備ができたものにしかチャンスの機会は与えられないと考えているため、考え尽くすまで徹底する以外にない、ということだ。
 30日に、京都新聞で京セラの稲盛名誉会長が24日に亡くなられていたという報に接する。『天職は出会うものではない。自ら作り出すものだ』とか、『強烈な目的意識を持った人にしかチャンスは訪れない』などという小気味のいい真実を話されていた。老舗ゼミは京都が生んだ石田梅岩の心学をベースに事業を始めた多くの老舗企業を訪問してその神髄を身体で理解してほしいと考えて10数年前から始めた研究会である。稲盛氏も梅岩の流れをしっかり汲み取っておられた代表格だけに残念である。
 今週は9月へとカレンダーが変わる。京都から戻って1日(木)~2日(金)は北軽井沢へ出張。地元では何代か続く老舗企業とのことで、地域の活性化にも力を入れておられる。特に、森の中に230棟も点在している別荘のメンテナンスなどの一切を請け負う事業分野があり、高齢オーナー所有の別荘の再活用による町おこしも考えられている。今回は、管理されている全ての森を巡回し、さらに、数棟の別荘の現状を視察した。また、北軽井沢エリアの金融機関の撤退による建物の再活用を地主から依頼されているとのこと。支店長らと面談し、50年後の北軽井沢のイメージ作りからどんな町にしていきたいのかなどを町全体に呼び掛けていくことの重要性や方法論について説明する。北軽井沢エリアは、魅力のある地域になるのではないかと考えている。これから日本に必要な有形・無形の資産が眠っている気がするからだ。そのテーマの主題は「 ? 」になるのではないだろうか。2日間、車で動き回っているとさすがに疲れた気がする。

果てしなきこの道 秋蝶の行くえ



(13:18)