2022年09月06日

◆第34週(8月22(月)~8月28(日)

 

我家の裏手は団地の中の歩道のある整備された一車線道路で、左右にはサルスベリと日光ヒバが1:3の割合で植栽されている。日陰も多く、一般車が走るわけでもなく、愛犬との絶好の散歩道でもある。
 サルスベリはミソハギ科の百日紅(ひゃくじつこう)と書く。紅の花が2~3ヶ月咲き続けるという意味から付けられたらしい。ただ、サルスベリには白い花の木もあり、植栽されているサルスベリも、紅と白が相互に枝も折れんばかりに咲き誇っている。我が家の2階の窓には手も届かんばかりに大量の白い花が顔を見せ、ピンクの花は隣家の窓を叩いている。暑い夏の象徴とも言われているが、日光ヒバともども木陰を作ってくれているのが有難い。
 最近は小さな庭に薄紫の清楚な朝顔が6輪ほど花を咲かせ、グリーンカーテンのゴーヤの花も黄色を主張しだしている。植物からはなんとなく夏の終わりを感じさせてくれるが、樹木からは耳をつんざく蝉時雨。今週もまだまだ真夏は続いている。
 23日(火)、24日(水)は信州への出張予定だったが、出張先のお客様企業の幹部らが新型コロナウイルスの陽性者となって隔離されたということで、当面延期することとなる。そのため、打ち合わせを行う予定だった項目や、今後検討しておくべき経営上のポイントなどを列挙し、考えた方を含めてコンサルティングレポートとしてまとめておくこととした。2日間で8時間ほどかけて執筆する。調べながら書くとどうしても時間を要するのだ。
 また空いた時間で、9月に依頼されている岐阜での講演テキストをまとめたり、最終コーナーに入っている会社物語の校閲などを行う。
 22日の月曜に、夏の高校野球 甲子園大会の決勝が行われ、優勝旗が初めて白河の関を越えて仙台に辿り着く。104年目に仙台育英が悲願を達成したのだ。須江監督の優勝インタビューも見事なものだったと話していたら、仙台の団体からメールで講演依頼(11月)の連絡が来る。不思議なものだ。
 25日(木)、26日(金)は、顧客企業から依頼されている新事業分野進出のための定期研修会や金融機関との資金戦略に関する交渉で出掛ける。また26日に来社された経営者とは、新製品の販売先と販売方法についてサゼッションする。全く新しい分野だけに、B2Bで行くのか、B2Cで行くのかは、今後の展開にとっては重要なキーとなるからだ。
 今週は日本の服飾文化を世界に発信され続けてこられたハナエ・モリとイッセイ・ミヤケが相次いで亡くなったことを知る。お二人とも1970年代に「流行より不易」という生活圏文化を定着させた偉人だ。ちなみに、塩見の仕事用のバッグやカッターシャツなどは、TAKEO KIKUCHIが多くを占めている。


よく見れば 腹式呼吸 あぶらぜみ



(11:23)