2022年08月22日
◆第32週(8月8日(月)~8月14日(日))
昨年は年間100冊を完読するという計画を立て、結果的に106冊を完読。今年は、目標は立てていないが読書癖が付いたようで、8日に50冊目を読み終えた。松本清張の短編集で、4日に京都駅で購入したものだ。
今年の8月4日は清張の没後30年。BSや地上波などで清張ドラマが多い理由の一つだろう。41歳でデビューして40年間で1,000冊を超える作品を執筆されている。10代の頃から清張の推理小説は読んでいたが、古代史から歴史小説、ノンフィクションや現代小説など、様々なジャンルに挑戦されてきた。
読了した小説は、初期(1950年代)の清張作品をまとめた短編集(顔、殺意、反射、声など)である。有名な長編小説「点と線」は57年なので、その土台になった短編と言える。普通の人の日常生活がベースになっているが、同時に、犯罪の動機が清張作品の特徴と言える。どの短編も誰にでも起こりえることばかりだから恐ろしい。「黒い霧」などのノンフィクションも含めると、おそらく100冊は読んでいるだろう。北九州での講演時には、小倉城近くの清張記念館に立ち寄ったことがあるが、半日居ても飽きなかったことを覚えている。
今週は月例幹部ランチミーティングからスタートした。9月、10月に予定していた社会人力養成講座はコロナリスクによる辞退者なども出たことや社会情勢も考慮して、来年に延期することとした。
今週は、11日(木)が山の日で休日。後半はお盆入りと夏休みが重なり、世間がソワソワしだした週だが、依頼されている「会社物語」の執筆、校正、編集が中心で、空いている時間はコンサルティングレポートを執筆する。
自宅をリフォームした際に太陽光発電を設置したが、来年早々に10年になるため、蓄電池を設置することとした。電力の自産自消である。太陽光発電はこの9年間、しっかり我家の大半の電気を自然エネルギーで賄ってくれている。
蓄電池設置のために数社に相見積もりをお願いしたが、今週、その交渉を行う。結果的には太陽光設置会社に依頼したが、最大の理由は会社の理念の高さであった。成長してほしいと感じさせる企業である。
13日は夕方にお盆の迎え火を焚く。我が家では毎年、玄関先で迎え火を焚き、先祖の霊を迎えている。ただし、台風接近中で少雨の中での迎え火となったが、これは過去の記憶にない。朝から仏壇の整理や準備を行い、岐阜提灯を出して電気を灯す。この岐阜提灯はかなりでかいが、出張で宿泊した岐阜の旅館で俳句を投稿した際に頂いた年間最優秀賞の商品である。毎年、8月13日から16日の間だけ仏壇の横で活躍している。
儚さは 風鈴の音か 灯火か 哲