2022年08月10日

◆第30週(7月25(月)~7月31(日)

 

今週で7月が終わる。
 25日(月)から2日間は京都へ出張。久しぶりに姿を現した名峰富士は、全く雪のない素顔である。冬は姿を見る機会は多いが、ほとんど白雪を被っており、また最近は、曇天や豪雨などでほとんど見ることができなかった。
 数本の筋雲をバックに青い空の中でより際立っている。筋雲とは通称名で、正式には巻雲(羽根雲)である。筋が絡み合っているのは、風の弱い夏特有の姿と言ってもよいだろう。今週はスッピンの富士山からのスタートとは幸先が良い。
 京都は、2日間、老舗飲食業を訪問。店長らにリーダーシップ論や働き方に関する研修を行ったり、夕礼(朝礼と夕礼が徹底している)では、「何の為に働いているか」を考えて働くことの意義などについてコメントする。
 26日の夜に京都から帰宅。オールスター戦で日本ハムの清宮がサヨナラホームランを打つ直前というタイミングだった。一気に自信につながったのではないか。
 27日は東京ビッグサイトへ出かける。久しぶりの「ゆりかもめ」だ。好天気(というより暑天気)で東京湾も輝いている。「第31回ヘルス&フィットネスJAPAN」という展示会、見本市に関西のクライアントが新製品を紹介するために出展しているため激励の意味も込めて出掛けた。とんでもない人出である。
 帰路は新豊洲へ出たため、「ゆりかもめ」を新橋から縦走することとなった。やはりビッグサイト(国際展示場)は広い。万歩計は15,000歩を超えていた。
 28日と29日は会社を出たり(外部で打ち合わせ)、入ったり(助成金関係のレポート執筆や研修用テキストの作成など)の2日間となる。
 ただ、最も時間を要していたのは、依頼されている会社物語の執筆である。会社物語は、インタビュー形式でまとめているが、「何の為に会社物語を作成するのか」という視点を重視しているため、単なるインタビューではない。極めて簡単に言うと、現在と未来の顧客、社員、関係者らに対して、わが社をよく知ってもらうためのツールであるということだ。
 そのためには、見える姿だけでなく見えない姿を見える化することで、本当の自社を知ってもらわなければならない。「あらゆる姿を写し出す鏡」なのだ。最終的には百回程度は読み直して、校正、編集を繰り返すことになる。
 我家の朝の日課の一つに玄関、庭、前面道路の清掃と植木や野菜類の水撒きがある。道路に面したダイニングは全面ガラスのため、35年前の引っ越し時に様々な植栽をしたが、今では緑のカーテンになっている。最近はピンクの花先がイエローのアンブチロやホワイトのジャスミンの花が可憐である。2030分かかるが、一日のスタートとしては貴重な時間である。


蝉時雨 我を無にする 朝掃除




(14:03)