2023年04月21日
◆第52週(12月26日(月)~12月31日(日))
いよいよ今週で2022年が終わる。
26日(月)の午前中は金融機関で顧客の投資用物件に関する資金調達の打ち合わせ、そのまま顧客先企業の経営者とランチミーティングを行う。今年1年の反省会も兼ねている。
午後は来客者の接客と2社のコンサルティングレポートを執筆。
27日(火)は午後から今年最後の訪問先となる川崎の顧客先企業に向かう。そういえば、今年最初の訪問先も同じ会社だった。正月に購入したばかりの革手袋を往路で落とし、大雪となった復路の乗換駅で駅員に聞いたり、トイレ内を捜しながら帰宅した記憶がよみがえった。
この会社は障害者雇用にチャレンジしてきたベンチャー企業だが、新しい農業(水耕栽培)システムを考案した企業とタイアップして、自社で開発したシステムを活用していくこととなった。この女性社長のバイタリティを多くの経営者は見習うべきだろう。
バイタリティと言えば、6月に世界最高齢でヨットによる単独無寄港の太平洋横断に成功した海洋冒険家の堀江謙一さんである。27日の朝刊に大きく取り上げられていた。「人生は一度きりなので、楽しくやりましょう」と語っておられた。
24歳で世界初のヨットによる単独無寄港太平洋横断を達成して、60年後の今年84歳で同じことを成功させている。次は16年後の100歳でチャレンジすると公言されていた。まさに尊敬すべき先輩である。
28日(水)は年末の大掃除。毎年、ダンの畳敷きの応接室である「喫茶去」から拭き掃除と掃き掃除を始めている。自宅でも土日は必ず家中に掃除機をかけており、掃除は趣味の一つと言ってもよいくらいなので、毎年嬉々としてやっている。
同じく恒例なのがその後に行なう女性スタッフとのランチ会。これも30年以上続く年末イベントの一つになっている。午後からの年末会議は年初の一文字をベースに全員が一年間の振り返りを5分間で語ることとなる。Withコロナ時代に徐々に対応を始めている。
塩見の2022年の一文字は「生」でスタートした。年末から1年を振り返って今年の漢字一文字を考えると「復」だった気がしている。
夜も恒例の幹部懇親会で一年を締める。今年は30日(金)も金融機関との交渉があるため、結局、年末まで仕事続きとなった。確か、昨年も仕事が詰まっていて12月30日が実質的な仕事納めだったことを思い出した。
仕事とは、誰かに何かを依頼されることであり、有難いことである。今も仕事を依頼していただけている顧客先企業や講演依頼先に感謝しながら毎日をキチンと積み上げることを意識している自分がいる。そのためにも、来年も言葉を大切にしながら健康に注意して、愉しい1年を生み出していきたい。
じわじわと不器用になり 年の暮
◆第50週(12月12日(月)~12月18日(日))
12日(月)に今年の漢字一文字が発表された。「戦」である。おそらく多くの人が今年を象徴する一文字は「戦」と考えていたのではないか。予想通りの漢字であった。
ウェブサイトで募集して22万3,768票。そのうち「戦」が5%の1万804票だったらしい。「戦」は2001年に次いで二度目である。昨年はオリンピックのメダルラッシュもあり「金」が選ばれていた。
ダンパートナーズの1年は、一文字漢字で始まり、一文字漢字で終わる。正月に自分の今年の想いを一文字で公言し、年末に1年間を振り返ってみることで様々な気付きを得てもらいたいからだ。ダンの一文字大会は、清水寺で始まった今年の漢字より早く始めているはずである。
12日(月)の18時から京王プラザホテルの大ホールで行われた顧客先企業の社員総会兼決算発表会に出席する。毎年2回の開催で、今年は5月31日にも行われている。
2022年9月期の決算報告では、コロナ禍にもかかわらず業績を伸ばされていた。今回も全社員(約300人)が参加されて大いに盛り上がった。
13日(火)に、ボクシングバンダム級王者の井上尚弥選手が、史上9人目の世界主要タイトル4団体統一王者となった。全てKO勝ちでのタイトル獲得は史上初。圧倒的な強さである。大谷選手や井上選手など、世界のトップアスリートが様々な分野で誕生しているのが素晴らしい。
14日(水)は朝から一人ドラマを演じてしまう。満員電車の急停止により倒れた数人の乗客の保護から始まり、乗り換えた3本の電車は全て遅れ気味、挙句は、何と降車駅を間違え、それにしばらく気付いていなかったのだ
横浜桜木町駅近くの会館での講演のため自宅を7時過ぎに出た。最後に降りた駅は、横浜駅から地下鉄となるみなとみらい線の「みなとみらい」。本当は「馬車道」で降りなければならなかったのだが、完全な思い違いをしていたのである。地上に上がっても一瞬どこにいるのか皆目わからなかった。そこで、すぐに目安を付けてJR根岸線の桜木町駅方面に向かって走り出した。
早めに自宅を出ていたこともあり、なんとか到着予定時間の9時半には間に合うことができたが、朝から十二分のウォーミングアップである。知らない街でも東西南北がすぐに感知できるのは、若い頃からの豊富な一人旅経験のお陰であり、すぐに走り出せるのは現役で続けている野球と自転車のお陰だろう。17時まで続く1日6時間の研修講義のイントロを、この失敗談から始めたので「つかみ」はOKである。
16日(金)は3年ぶりのダンパートナーズの忘年会。今年はコロナ禍でもあり、単なる食事会となる。それでも社員旅行も含めてこの3年間こうして全員が集まる場が激減していただけに、和気あいあいと楽しむことができた。
◆第51週(12月19日(月)~12月25日(日))
18日(日)の夜からそのまま起きていた。19日深夜からのW杯決勝戦の観戦のためである。フランスの怒涛の反撃も含めて世界レベルの好プレーの連続だった。結局は、決勝もPK戦。アルゼンチンがフランスを破り36年振り3度目の優勝を果たす。やはりVゴール方式にすべきだろう。それにしても、メッシもエムバペもレベルが違いすぎる気がする。日本もこのレベルまではもう少し時間がかかりそうだ。
2時間の睡眠時間でそのまま京都に出張する。今年の最初の出張も京都で、新幹線の車窓から見事な白峰の富士山を見たが、今年最後の出張でも青空を背に白富士が姿を見せてくれていた。
20日(火)に東京に戻り、そのままアシックス本社内にあるアシックスヘルスケア研修場に向かう。健康経営のための体力測定や歩き方測定など、数種類の項目にチャレンジするためだ。これは顧客先企業が提携していることもあり、一度経験しておこうということである。2時間ほどで全種類を終え、すぐに評価書をいただいて説明を受けた。体力年齢が49歳と評価されていたのは大変嬉しいが、本人はもっと若いと思っていた。
21日(水)は通勤電車が人身事故により途中駅で止まる。全く動かないとのことで、新青梅街道を30分ほど歩き、環八でようやくタクシーを拾う。年末になるとこういうハプニングが多くなってくる。ただ本人は、このようなハプニングにどのように対応するかを考えることを面白がっている気がする。午後は、今年最後の技能試験合否判定委員会に出席。今年の合格率は40%程度だが、かなり難しい試験といえるだろう。
夜は、定期的な相談を受けている顧客先から、新宿にある京懐石の料理屋に招待を受ける。3時間ほど楽しい雑談を行った。
22日(木)の午後は定期開催している顧客先企業での研修会。最近は実際に担当者が扱っている案件をベースに、どう考えるべきか、どんな質問をしているのかなど、かなり具体的、実践的な研修になりだしてきた。
23日(金)は午前来客、午後は月例ランチミーティングである。来年の社会人力養成講座の内容に関する検討が中心になった。17時過ぎからは池袋の芸術劇場でお客様でもある女優Mさんの演出・出演作を鑑賞する。コロナ禍でもあり、Mさんにとっても久しぶりの舞台だったらしい。ダークファンタジーという迫力のあるMさんらしい演出・出演だった。
25日(日)は第67回有馬記念。中山2,500m、1着賞金4億円である。1番人気のイクイノックスとタイトルホルダーに、引退レースとなる福永が騎乗するボルドグフーシュ(6番人気)を軸に考えていたが、イクイノックスが圧勝。二着に福永が飛び込んできた。武と福永はいずれもそれぞれの父親の時代からのファンである。G1の引退レースで6番人気を二着に導いた福永はさすがとしか言いようがない。調教師となっても頑張ってほしい。